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ENOTECA PINCHIORRI

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今回は、自分が日本に紹介しているCANTINA DELLA VOLTAが

ファーストヴィンテージを出してから5周年の記念で新しい商品

が市場に出るのでそのお披露目パーティーにご招待されました。

通常は、月曜日は定休日なんですが今回のために貸切でなお

かつ昼のランチは10年ぐらいしていないと言ってました。

その中でも唯一の外人でただ一人の日本人として招待して

三つ星レストランENOTECA PINCHIORRIに始めて伺いました。

何が凄いかってワインですよ。世界の名だたるワインがすべて

ここにありますし、ボトリングナンバーも0001とか当たり前の

ようにすべてありました。

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このロマネ・コンティなんていくらするか分かりませんよ。

まこれも0001番で6リッターのものです。こんなものは、

買いたくてもまず買えないですよね。

このナンバーのものを購入できること自体が凄いことですよね。

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最初は、2010年LAMBRUSCO METODO CLASSICOで

APERITIVOが始まり一緒にサラミとニョッコフリット他に

たくさんのフィンガーフードがでてきまして

40分後ぐらいに着席の食事会が始まりました。

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Lamelle di branzino marinato al limone e menta, quinoa

al ginger e sugo di vongole

鱸をミントとレモンでマリネで生姜とあさりのソースです。

何故か生姜だけが英語で書いてありました?

鱸がかりっと仕上げてあってレモンが利いていてとても

美味しかったです。一緒にあわせたワインですが

Il Mattglio Dosage Zeroでした。すっきりした飲み口で

辛口のスパークリングワインです。

Bocconcini di sgombro al nero di seppia,purea di zucchine

trifolate;gelatina di barbine rosse e limone

鯖のフィッシュボールのまわりにイカ墨をまぶしてあげたものに

ズッキーニのピューレとビーツとレモンのゼリー

若干塩気のある鯖のフィッシュボールがカリカリに揚っていて

一緒にビーツのゼリーとの相性がとても良かったです。

一緒に合わせたワインは、この日にお披露目になった

Il Mattaglio blanc de blancs 2010 chardonnay 100%の

シャンパン製法のスパークリングワインで辛さの中にも

味わいがありこの日飲んだワインの中で一番良かったです。

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Risotti ai frutti di mare,pomodrini canditi e briciole 

di pane con bottaruga

魚介類のリゾットにカリカリのパン粉とからすみです。

お米がアルデンテで魚介類のブロードが程よくてからすみも

あってとても美味しかったです。個人的にはこの料理が

一番気に入りました。

一緒にあわせたワインですがIl Mattaglio blanc de noirs 2010

このワインもお披露目のワインです。これは、Pinot Nero 100%

のスパークリングワインで香りは、この日飲んだものの中で

一番でしたが、味はまだもう少し熟成したほうが良いのでは

と思いました。思ったより辛口でした。

Scottiglia di faraona e coniglio con pure di patate e 

polenta in catenata

ほろほろ鳥とウサギの煮込みにジャガイモの

ピューレとポレンタです。

ほろほろ鳥とウサギがやわらかくて一緒にジャガイモの

ピューレと食べるとジャガイモの甘味が際立って

とても美味しかったです。

一緒にあわせたワインですが Lambrusco Rose 2010 

色が淡いロゼなんですが酸味が強いスパークリング

ワインです。

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Rosso Fiorentino

ラズベリーを使ったお菓子です。ラズベリーの酸味とソースの

甘味が合わさってとても美味しかったです。ワインは、

Trentasei  2010 今回のワイン中で若干甘味を感じて

一番Lambrusco らしいワインでした。最後にカフェと一緒に

チョコレートがです。とてもすばらしいレストランでした。

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最後にその日がお誕生日だった方がいらっしゃったので

ろうそくとフーセンのサービスがありました。

最後に見苦しいですが、自分とお店のサービスの人との写真です。


投稿日:2015年5月17日 



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レポーター・プロフィール

鈴木 則志
Noriyuki Suzuki
イタリア、ミラノ滞在歴17年。フリーランスのワインクルティエという仕事柄、ミラノを中心とした各地での会食を精力的にこなすグルメ・ハンター。
※クルティエとはフランス語で「仲立人」「仲買人」を意味します。