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二回目のレストランダニエル

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二回目のダニエルです。今回は、夜のコースをいただきました。

突き出しがニョッコ・フリット 良くエミリア・ロマーニャでハムやサラミと

一緒に召し上がるパンのようなものです。薄い生地で中が空洞で

イチゴとグアンチャーレ(豚の顔の部分で作った脂身の多いラルド)

もうひとつの突き出しは、ポレンタ(とうもろこしの粉から作られるもの)を回りに

中身は干し鱈とジャガイモに隠し味で七味唐辛子を入れてありまして その上に

スモークサーモンです。 前菜は、スカンピのピッツァ 生のスカンピの上にトマト

ソースとけっパーその上から凍らしたモッツァレッラを削ってありまして

凄く美味しかったです。温度も常温で冷たい料理ではありませんでした。

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ミラノ風リゾットです。サフランを沢山使っていてチーズとバターが

しっかりときいた美味しいリゾットでした 流石以前マルケージで働いて

いたシェフですね。

いかと花ズッキーニのフライです。でもこれは明らかにてんぷらで本当に

からっと揚っておりました。まわりにはアーモンドをまぶしていて

付け合せにキャベツの酢付け 別に甘酢のソースがありました。

これも大変に美味しかったです。

メインは、鴨のローストでソースがイチゴのソースで甘くないソースで

イチゴの香りたっぷりのソースでした。鴨の火の入れ加減は良かったのです。

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ワインは、2012年のピノ・グリージョ アオスタ州のものです。

香りも高く酸がしっかりしていて美味しかったです。

デザートはエストラゴンのジェラートにベリーの盛り合わせと目の前でサーヴィス

してくれたグラニータ(シャーベット)ですね。ベリーの甘さとエストラゴンの苦味が

とても面白かったです。

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最後にシェフと6年ぶりに再会して一緒に写真を撮ってもらいました。

次回イタリアに来るときには、柚子胡椒 赤と青 七味唐辛子 かぼすまたは、

ゆずを持ってきて欲しいと頼まれました。

新しいイタリア料理の中に日本の食材を取り入れてこれからが楽しみなお店です。


投稿日:2014年8月 5日 



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レポーター・プロフィール

鈴木 則志
Noriyuki Suzuki
イタリア、ミラノ滞在歴17年。フリーランスのワインクルティエという仕事柄、ミラノを中心とした各地での会食を精力的にこなすグルメ・ハンター。
※クルティエとはフランス語で「仲立人」「仲買人」を意味します。