トップ > 久しぶりのRiva



久しぶりのRiva

012.jpg032.jpg033.jpg

久しぶりに来ました。RISTORANTE  RIVA 

 今回は、特別デザートワインと最後に最高のウィスキーを 

いただきました。ワインは、2006年のRIBOLLA  GIALLA  LA CASTELLADA

2002年の TERRA DI  LAVORO  GALARDI    1999年の  ALBAROLA

VAL  DI  NURE  VINSANTO  COLLI  PIACENTINI   最後にウイスキーですが

PORT  ELLEN  5th  release  1979年のもので25年たってボトリングされたものです。

今は、蒸留所が閉まっていので凄く貴重なものです。アルコールも高く57.4%ですが

思ったよりもアルコール感じませんでした。今の市場価格は、1000€以上になります。

022.jpg

前菜は、フォアグラのテリーヌです。

023.jpg

プリモピアットは、手打ちのパスタ オマール海老とアメリケーヌソースです。

濃厚なオマール海老のソースが凄くおいしかったです。パスタも細めんで

ソースと絡んでラルドの塩気もきいてアクセントとして凄くバランスがよかったです。

025.jpg

子牛肉のローストに野菜のソースです。この野菜のソースには、自家製の

マヨネーズであえたもので凄くおいしかったです。焼き加減もちょうど良かったです。

028.jpg

デザートは、日本で言うコルネのようなものなんですが

生地にバターがしっかりを使っていて、中のクリームがとても美味しかったです。

ワインですが、白ワイン2006年のリボッラ・ジャッラ

輝きのあるゴールドの色合いで、複雑な香りを持ち、口の中でも、エキスの強さを感じさせ、

ほんのりと感じるタンニンは見事に繊細で、心地よいほろ苦さとともに深く広がる柔らかな余韻...。

静かで、優しく、内省的。

その繊細な美しい味わいの中にしっかりとした酸と複雑な味を感じ取れます。

赤ワイン 2002年のテッラ・ディ・ラヴォーロ

カンパーニャ州カゼルタ県のワイナリー「ガラルディ」。

1990年に訪れた天才醸造家リッカルド・コタレッラが、オーナー一族にワイン造りを進言。

火山性の土壌と標高400mという気候条件から「アリアニコ」と「ピエディロッソ」の

2つの土着品種を栽培することにしたのです。そして1993ヴィンテージに初めてのワインが誕生、

翌1994ヴィンテージからは「テッラ・ディ・ラヴォーロ」と名付けてリリース。

またたくうちにこの偉大な赤ワインが世界中を驚かせることになったのです!

テッラ・ディ・ラヴォーロはまさしく火山性の土壌と標高400mという気候条件から

「アリアニコ」と「ピエディロッソ」の2つの土着品種を選んで

80%アリアニコ20%ピエディ・ロッソです。

ブルーベリー、野イチゴ、ジャムなどの果実味が次々と現れ、

スパイシーなニュアンスとともにミネラルを感じる複雑で魅力的な香り。

そして、やわらかく、包み込まれるような豊かさ、力強さのある味わい!

濃密で上品、繊細にしてダイナミック。

6本ぐらいこのヴィンテージを持っていたのですが、もう自分の手持ちも最後の1本です。

2002年は、最高の年ではありませんが飲み頃になっていてとても美味しかったです。

デザートワイン ヴィンサント・アルバローラ コッリ・ピアチェンティーニ

最近のヴィンテージは、常にガンベロ・ロッソで常に3ビッキエレを取っている。

コッリ・ピアチェンティーニで作られるヴィン・サント醸造方法は、ビオディナミで

無添加、ノンフィルター、亜硫酸もまったく使わないワインです。

ましてこのワインは、ミラノでは見たことがなくこのエミリア・ロマーニャ州でたまに見かける

だけのとても貴重なデザートワインです。甘さは、結構甘いですが余韻がとても長く

酸とのバランスが凄くいいワインです。

最後にウィスキーですがポート・エレンこれはあまりにも有名ですが、1983年に閉めた

スコットランドのアイラ島にある蒸留所で今や世界中のマニアが欲しがるウィスキーです。

1000€以上はする希少なものですが、友人のマウリツィオが空けてくれました。

アルコールが凄く高いはずなのですが、自分が考えていたよりははるかにやさしく

余韻も凄く長くピート香も心地良いぐらいのウィスキーでした。

034.jpg

 


投稿日:2014年4月20日 



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://gourmet-italian.com/mt/mt-tb.cgi/16

コメントする

前の記事 | 次の記事



提供【逸品道】
逸品道はイタリアをはじめ世界からエクセレントな製品や情報を発掘してみなさまにお届けしています。よろしかったら「いいね!」を押して下さい。
レポーター・プロフィール

鈴木 則志
Noriyuki Suzuki
イタリア、ミラノ滞在歴17年。フリーランスのワインクルティエという仕事柄、ミラノを中心とした各地での会食を精力的にこなすグルメ・ハンター。
※クルティエとはフランス語で「仲立人」「仲買人」を意味します。